カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

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採点機能の音程バーで合っているはずなのに、ガタガタで点数が上がらないということがあります。

しっかり覚えたり練習したと思って挑戦しても、なかなかうまくいかないところがあったり、納得いく点数が出ないという人がいるのはなぜでしょうか。

 

今回は音程バーの設定方法や採点の仕組み、音程が安定しない理由や微妙にずれる理由、音程バーは見ないほうがいいのか、キーを下げる個数について説明します。

 

カラオケの音程バーの仕組みは?

音程バーの設定方法

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

カラオケの音程バーは、音の高さと長さを表しています。

音程バーはDAMの精密採点シリーズやJOYSOUNDの分析採点シリーズで音程の項目を評価するために表示されます。

採点機能を設定すれば歌唱時に自動的に画面表示される仕組みです。

 

他に、採点機能を使わなくてもガイドメロディーを表示する方法があります。

選曲した際、オプション設定に「見えるガイドメロディー」などの形で表示されているものをONにすれば、採点に関係なく音程バーを表示できます。

 

この場合、歌った音が正しければ音程バーと同じところが塗りつぶされていき、間違っている場合は音程バーと違うところが塗りつぶされていきます。

ただし、精密採点のような細かい音程の誤差は判定されないので、どのくらい合っているかはっきりは分かりません。

 

音程がどの位合っているか詳しく知りたい場合は精密採点や分析採点を使いましょう。

 

音程の採点の仕組み

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

カラオケで音程バーが表示された状態で歌っていくと音程バーが塗りつぶされていきます。

DAMの精密採点の場合、画面上の青い星マークが塗りつぶされる前の音程バーに重なっている場合が減点のない状態です。

 

音程バーが黄色く塗りつぶされている時は音程がプラスマイナスゼロから8分の3音以内に収まっていることを表します。

半音以上間違っていると音程バーが赤色に表示されます。

 

また、1画面ごとに表示された音程バーを歌い切る直前に現れる流星の色で、その画面分の音程正解率が分かります。

虹色だと90%以上、金色は80~90%未満、赤色は70~80%未満、青色は60~70%未満、流星がない場合は60%未満とされています。

 

1画面のうち最初の方で大きなミスが続くと点数が上がらないと認識しておきましょう。

ミスしてもすぐ立ち直るようにして、傷を最小限にするのがポイントです。

 

カラオケで音程バーがガタガタになる

カラオケで音程が安定しない理由

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

まず曲をしっかり覚えることは前提ですが、どの音源を使って覚えるかも重要です。

他の歌手やアーティストが歌っている動画などを聞いて覚えている場合、カラオケ採点でそのまま覚えたものを歌うと所々で間違っているという評価をされることがあります。

それはカバーした歌手が自分の歌いやすい節回しに変えたりすることがあるからです。

 

また同じ歌手やアーティストが歌っているものでも、ライブ映像や原曲と違うバージョンの場合、節回しが違っていることがあります。

 

複数人とカラオケに行って、他の人が歌っているのを覚えてしまうこともあるでしょう。

しかしその場合も、そのままカラオケ採点に挑戦して高得点を狙おうとするのは早計です。

理由は原曲と違うメロディで覚えているところがあるなど、必ずしも正確とは限らないからです。

上手い人でたとえ90点を出している歌唱でも音程正解率は85~90%程度なので、やみくもにお手本にするべきではありません。

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

まずはオリジナルの歌手の原曲を聞くことをおすすめします。

そして音源として有効なのは、カラオケのガイドメロディーとガイドボーカルです。

カラオケのガイドメロディーやガイドボーカルは、歌っている時に間違ったり自信のない箇所などで正しいメロディーに戻れるようにするために使われます。

つまりカラオケの正しい音程やリズムの目安として定められたものといえます。

 

選曲したときにオプション設定を選択すると、ガイドメロディーやガイドボーカルという項目があります。

ガイドメロディーやガイドボーカルの項目を選び、最大を選んで曲を予約すると、ガイドメロディーやガイドボーカルが大きく流れる状態で演奏されます。

 

設定で生音や他のバージョンだとガイドメロディーやガイドボーカルを選べないことがあるので、通常曲つまり原曲のバージョンを選択しましょう。

仮に生音や良音など他のバージョンでガイドメロディーやガイドボーカルが選べたとしても、音源として活用するときは選択しないほうがいいです。

生音などのバージョンはバックの音の数が少ない編成になっていることが多く、歌いづらかったりハーモニーがつかみにくいなどのデメリットがあります。

 

通常曲のガイドメロディーやガイドボーカルが大きく流れた状態の演奏をスマホやレコーダーに録音し、音源として活用しましょう。

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

カラオケで音程が微妙にずれる理由

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

カラオケで曲を覚えて、いざ採点機能を使って歌ってみると、所々でミスがあったり1画面の評価があまり良くない、ということがあります。

 

それは音程の精度が高くない状態だと言わざるを得ません。

漠然と繰り返していただけでは現状は良くならないことが多いです。

繰り返しても音程の点数が上がらない場合は、1度スマホなどで歌っている最中の採点画面を動画で録画することをおすすめします。

 

演奏後のグラフなどでは細かい分析はできません。

どこで間違えているか、また音程バーで赤い表示はないが画面全体の評価が低いところなど客観的に細かく分析しましょう。

 

決まって音を外しているところがあれば、その部分だけを丁寧に繰り返し練習します。

早いテンポの曲ならばゆっくり練習しましょう。

1番と2番でリズムが違うことも多いので注意しましょう。

原曲やガイドボーカルだけでなく、ガイドメロディーでも確認した方がいいです。

歌だけで確認すると音の細かい確認がしづらく、感情が入ってしまって冷静な判断ができないこともあります。

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

もし音程バーで赤い色が付いていないのに評価が高くない場合や、間違いがランダムに現れる場合は、発声面の問題も考えられます。

こうした場合は、声の響きが一定でないことや、一定に保てる時間が短いといったことが原因として挙げられます。

 

まずは「アー」「ラー」など母音で歌ってみることをおすすめします。

良い時や高評価の時の声の響きを、どの音でもキープして歌い続けることがポイントです。

いきなり通して歌うのではなく、1フレーズを繰り返して歌い、安定してきたら次の1フレーズを歌う、というように少しずつ積み重ねていきます。

この練習の時は、マイク音量やエコーを切るか控えめにしましょう。

 

どのフレーズも安定して歌えるようになってきたら、通して歌ってみます。

時間はかかりますが、漠然と繰り返すよりも結果的に近道になります。

もしそれでもうまくいかない、最後まで音程が保てない場合は、息の支えが足りないなどブレスコントロールが十分でないことが考えられます。

 

ブレスコントロールやブレストレーニングについては関連記事に詳しく書いていますので、そちらもご参照ください。

日々の習慣として取り入れれば、個人差はあっても効果は表れます。

 

カラオケで音程バーは見ないほうがいい?

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

カラオケで音程バーを見ないほうがいいという意見があります。

カラオケで音程バーを見ながら歌うと下手になる、ともいわれることがあります。

これは音程バーという視覚的な要素に頼りすぎると、それがなくなったときに思うように歌えなくなる、という考えです。

 

純粋に音楽的なことをいえば、音程バーを外して歌う方がいいです。

楽譜を外して暗譜で歌えるほど体にしみ込ませたほうが、声も伸びやかで表現も良くなります。

 

しかしカラオケの精密採点や分析採点で、音程バーを一切見ないというのは難しいでしょう。

どの程度の精度かというのは気になるところであり、ミスを認識してリカバリーするということも必要だからです。

 

音程バーに集中して音程で高得点を取れている人は、歌詞を完璧に覚えた状態であることが多いです。

歌詞に気を取られている状態では音程の精度を上げることも表現にもつながりません。

歌詞や言葉をどこで入れるか、歌詞やリズムをしっかり覚えることも必要なのです。

 

最終的には視覚的な要素に頼らず、音程やリズムの精度が高く、良い声質と曲にふさわしい表現で歌えることが歌い手のあるべき姿であることは忘れないようにしましょう。

 

カラオケのキーは何個下げる?

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

カラオケのキーをいくつ上げ下げするかに決まりはありません。

自分の歌いやすい音域に合わせてキーを変えればいいのです。

ガイドメロディーやガイドボーカルを音源にする場合も、変更したキーで録音するといいでしょう。

 

しかしカラオケのキーは上下に6個ずつしか上げ下げできないので、特に異性の楽曲を歌う場合は歌いやすいキーを設定し、オクターブ変えて歌うことになります。

男性が女性曲を歌う場合は女性よりも1オクターブ下げた音の高さで、女性が男性曲を歌う場合は男性よりも1オクターブ上げて歌うことになります。

 

キーはいくつ下げればいいのかという質問には、高い声が出せないと下手だと思われる、という不安が含まれていると考えられます。

キーを変えて歌えるということは相対的な音感に優れているからできることであり、音楽的スキルは移調して演奏できない人よりはるかに優れています。

 

ただ高い音を出すことよりも、どの音もムラなく一定の声の響きや音色で歌うことの方が重要です。

音域は個人差はありますが、歌っていくうちに拡がることも十分あり得ます。

しっかりした発声であれば結果的に音程も良くなり、音域も拡がり、自分がやりたい表現を体現できるようになります。

 

なお曲のキーを自分の声域に合わせる方法は関連記事に詳しく書いていますのでご参照ください。

 

カラオケの音程バーで合ってるのにガタガタなのはなぜ?仕組みと合わせ方を解説

 

まとめ

いかがでしたか。

 

現代はCDを買わなくても、動画などでいくらでも色々な演奏を聴くことができる時代です。

しかしどういう目的を持って聴くかも時には意識する必要があります。

カラオケで上手く歌う、特にカラオケ採点の音源にする時はカラオケのガイドメロディーやガイドボーカルが有効です。

 

ちなみに、ガイドボーカルを歌っている人達はオーディション合格者や現役のプロ歌手、ボイストレーナーやスタジオミュージシャンなど歌唱力の優れた歌い手の方々です。

正確さはもちろん、オリジナルの歌手の特徴を再現していることも多く、そのクオリティの高さには驚きすらあります。

 

ガイドメロディーやガイドボーカルを音源として活用し、地道に音程の精度を高める努力をしていきましょう。

そしてその努力が、自分のやりたい歌唱表現に、さらには歌うことへの大きな喜びにつながるよう願っています。

 

ありがとうございました。