カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

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カラオケで歌はあまり上手くないのに点数が高い人がいる一方で、歌は上手いのに点数が低い人もいます。

両者の違いはどこにあるのでしょうか。

今回はカラオケで下手なのに点数が高い理由、上手いのに点数が低い理由、何点以上は上手いのか、などについて解説します。

歌は下手なのに点数が高い

下手なのに点数が高くなる理由

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

カラオケの採点機能で配点が最も高いのは音程です。

最新機種では様々な要素が評価されるようになってきていますが、配点比率が一番高いのが音程であることに変わりありません。

よって音程の項目が高いだけでかなり点数は高くなります。

 

次に大事なのはリズムです。

音程とリズムは関係がないと考える方もいますが、実は音程の精度とリズムの正確さは密接に結びついています。

なぜなら、音程バーに指定された音の高さと長さに合うように歌うことが音程の正確さにつながるからです。

 

さらに声の安定性が高いということも音程の良さにつながります。

カラオケ採点の安定性は、震えがち~まっすぐへ10段階評価になっていますが、まっすぐ寄りになるほど評価が高くなり、音程も安定する傾向があります。

 

声質や声量にやや難があったとしても、音程が正確ならば高得点につながりやすいということがカラオケ採点の特性といえます。

 

カラオケで音程が合ってるのに下手に聴こえる理由

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

では音程が合っているのに下手に聴こえるということはあるのでしょうか。

 

ひとつは抑揚がなく、平板な歌になっている場合です。

もともと声量がなく盛り上げたいところでもボリュームを上げられない人もいます。

また点数や音程を意識しすぎる人はずっと抑えて歌うかあるいはマイクがしっかり音を拾うようにある程度の強さのまま歌う傾向があります。

 

声にビブラートが感じられないことも下手に聴こえる理由です。

声がまっすぐであることは音程の面ではプラスですが、声の震えが少なすぎると音色が平べったく感じられます。

平べったい声になる原因は腹式呼吸が十分でない、力みがある、喉が開いていない、体の共鳴が使えていない、などが挙げられます。

 

音としては正確だが、音色や声質があまり良く感じられないということはあり得ることです。

声量、音色、声質を高めることは容易ではありませんが、腹式呼吸に基づくブレストレーニングを習慣にするだけでも効果があります。

 

カラオケで点数が低いのはなぜ?

カラオケで歌は上手いのに点数が低い理由

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

歌が上手いのに、カラオケ採点では点数が高くない人もいます。

それはカラオケ採点で、音程が最も配点の高い項目なのが原因です。

もっといえばカラオケ採点の音程は、音程バーが示す音の高さや音の長さと合っているかで判定されます。

 

歌の上手い人の中には原曲と少し違うタイミングで歌ったり、感情を込めて歌う中で自分のクセや歌い回しが歌に反映することがあります。

それらが聴く人にとって魅力的でも、カラオケ採点では音程やリズムが合っていないと判断され、減点の対象となってしまうのです。

 

普段マイクを使わないで歌う人、たとえばクラシックの声楽家などは常に一定以上の声量を求められるので、カラオケでの抑揚がつきにくいこともあるでしょう。

 

本来楽譜は作曲家が自分の作った音楽を演奏してもらうための設計図のようなものです。

楽譜通りに演奏しないとイメージ通りに音楽を再現できませんが、同時に細かいニュアンスをすべて楽譜に書くことはできないのです。

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

オペラではレチタティーヴォつまり音程はあるがセリフを話すように歌い、ストーリーを展開する場面があります。

一応楽譜に音符はありますが、特に音の長さをその通りに歌ったらとてもギクシャクしたものになってしまいます。

またラップの曲を楽譜に起こして、その通りに歌おうとしたらとても大変なことになりますし、カラオケでラップの曲で高得点を取ろうという人は少ないでしょう。

 

オペラのレチタティーヴォやラップは極端な例ですが、楽譜で表現できることには限界があるということを知っておきましょう。

 

本当に歌が上手い人はカラオケでも高得点を取ることは不可能ではありません。

しかし普段の自分らしい表現を抑えたり発声の仕方を変えるなど、カラオケ採点の仕様に合わせた対応が必要になるので、普段以上に労力を使ったり大きなストレスになります。

なかには普段自分が歌うジャンルと違うクセがつくので、カラオケは控えているという人もいます。

 

カラオケで上手いと勘違いするケース

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

自分では上手い、あるいは歌えていると思ってもカラオケ採点では思ったほど点数が上がらない、ということがあります。

また、自分では上手く歌えている、と思っていても聴いている人たちの反応が芳しくない、ということもあります。

 

自分の思っているイメージと実際に出ている声にギャップが大きい場合、客観的に自分の声が分かっていないといえます。

実際、自分の声を録音して聴くと「これが自分の声か」と違和感を抱いたり、時にはがっかりすることさえあります。

 

もうひとつはアーティストを真似して歌っている場合です。

声や歌い回しの特徴などを真似して歌うことが正解あるいは他の人にウケると考える人がいます。

またお気に入りのアーティストを刷り込まれるほど聴き込んで、自然にその歌い方になってしまっている人もいます。

 

実はアーティストの声や特徴を真似してもほとんどの場合上手くいきません。

それは声の高さや音域は体格や声帯の長さである程度決まり、音色や声質は音楽の素養だけでなく職業や生活習慣など様々な要素が関わるからです。

人の声はひとりひとり違うものであり、基本的な発声のテクニックを通じて自分の声を高めていくことで歌が上手くなっていきます。

 

ものまね芸人はアーティストの特徴を大げさにやって笑いを取る目的で真似することが多いです。

しかし時には本人顔負けの歌唱力を発揮する人もいます。

いずれにしても客観的に自分の芸の出来や声の状態を把握していることは間違いありません。

そしてものまね芸人が素で歌った場合、一定以上の歌唱力を持っている場合があります。

それはものまね以前に音楽的素養がある場合もありますが、練習や稽古によって基本的な発声が自然と身についていったとも考えられます。

 

カラオケは何点以上が上手い?

カラオケの平均点は?

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

カラオケで平均点と一言でいうのはとても難しいものがあります。

一般的に点数が出やすいとしてよく歌われる、歌いやすいテンポやリズムの曲であれば80点台中盤が出ることも多くありますが、難度の高い曲だと70点台ということもあり得るからです。

またマイナーな曲や外国語の曲なども平均点は低めの傾向がありますが、歌の上手い人が歌っていれば全国ランキング上位に高得点が表示され平均点が上がってしまうこともあります。

一般的にカラオケ採点で80点台というのは音程も合っていて、違和感なく聴けるレベルです。

 

曲ごとの平均点を知りたければ精密採点や分析採点などを使うと表示されることがあります。

またランキングバトルや全国採点グランプリなどランキング機能を使えば平均点や自分の順位が分かります。

さらにDAMともやうたスキなどの会員登録をすると自分が過去に歌った曲全ての平均と全国平均を比較することもできるので活用してみましょう。

 

カラオケ70点台は下手?

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

一般的にカラオケ採点の70点台は音程が不安定で、原曲が覚えきれていない場合が多いです。

しかし難度の高い曲だと70点台は出る可能性があります。

もし他の曲で80点台が常時出せるレベルなのに、努力をしても70点台しか出せないようならその曲は自分が歌えるレベルの曲ではない、あるいは自分には合わない曲だといえます。

もしそのような曲があったら、よほどの事情や個人的こだわりがない限り、現時点では深く取り組まないほうが無難です。

 

カラオケ90点以下は上手いそれとも下手?

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

カラオケ採点で90点以上取れる人の割合は8%程度といわれています。

またカラオケ採点システム担当者の見解でも90点以上取れればカラオケ上級者と言っています。

一般的にカラオケ採点の90点台は音程の一致率が高く、歌が上手いといわれるレベルです。

総合得点90点の場合、音程の正確率も85~90%は必要なのでかなり高い数値といえます。

 

しかしその90点を出したときの内容がどうだったかということも大事なことです。

音程を合わせることだけしか頭にない状態だとしたら、あまりよいこととはいえません。

普段からブレストレーニングをして声に響きやビブラートがついてきた、大事な言葉の発音に気を付けた、抑揚をつける場所を考えてつけるようにした、など意識したことが少しでもあると、たとえ90点に達していなくても聴く人に伝わるものがあります。

 

カラオケで100点出しても下手なことはある?

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

 

カラオケで100点を取るためには、音程が95%以上、表現力も95点以上、他の項目も9~10の

評価を取る必要があります。

100点を取るためには総合的な歌唱力が必要なので、下手ということはありません。

 

点数しかも機械による採点を意識した演奏というのは、どうしても歌唱そして精神的にも抑制の効いたものになりがちです。

模範的な演奏というのは少し味気ない、という贅沢なフラストレーションを感じることになります。

聴く方も点数を意識しながら聴くというのは、本来の音楽を楽しむ姿勢とは違います。

 

またカラオケで100点を出した人が様々なジャンルの歌に対応できるかというと、そうとは言い切れないでしょう。

あくまでもカラオケという限られた空間や設備環境で行われているということを忘れないでほしいです。

 

カラオケで下手なのに点数高いのはなぜ?理由と点数の出し方を解説

まとめ

いかがでしたか。

 

カラオケで点数を出すことが目的になってしまうと、曲のメッセージや魅力をどう伝えるか、そのためにはどう歌えばいいのか、自分に足りないものがあるとしたら何か、そうした歌う上での本質を見失いがちになります。

 

カラオケは広く親しまれているものですが、音楽のひとつのジャンルにすぎないともいえます。

カラオケ採点はさらにその中のルールに則ったカラオケをより楽しむためのツールです。

一般の人にとって歌唱力を客観的にはかるものにはなりますが、それがすべてではないということも知っておきましょう。

 

ありがとうございました。

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