ベースのスラップの初心者でも簡単でかっこいいフレーズ・練習曲とは?

ベーシストの方は、次のようなことを思ったことはありませんか?

・スラップを出来るだけ短時間で弾けるようになりたい!

・スラップはかっこいいけれど、そんなに難しいプレイは出来ない、出来るようになりたい!

・簡単でかっこいいスラップフレーズをストックしたい!

ベーシストならスラップは一つの目的だと思います。

今回は比較的簡単なスラップ・フレーズと弾き方を紹介したいと思います。

ベースのスラップの初心者でも簡単でかっこいいフレーズ・練習曲とは?

オクターブ上を弾けばそれなりに聞こえる

スラップ奏法とは、日本ではチョッパー奏法とも言われ、主に親指で低音弦を叩くに弾き、高音弦をプルという引っ掻くように弾く奏法で、アタックの強さを得られるのが特徴です。

さて、オクターブ奏法は知っていますか?

弾いている音と同時に、その1オクターブ上の音を出すという弾き方です。

例えば3弦3フレットを弾くとCの音が出ます。

そして、一番指が届きやすい位置にある、1オクターブ上のC音は、1弦5フレットです。

この位置関係でスラップしてみましょう。

スラップでも最も基本的でよく使われるフレーズですが、これだけでも十分かっこよく聴こえます。

 

運指が簡単な曲のフレーズをスラップで弾く

続いて、オクターブ奏法よりちょっとセンスが必要ですが、幅が広がる方法です。

自分が知っている、比較的簡単なフレーズのいくつかをスラップで弾いてみましょう。

プロのミュージシャンでもよくスラップでアレンジした曲を演奏してますよね?

自分でもフレーズをコピーする際に、あえてスラップを使ってみて下さい。

技術的な練習だけでなく、アイディアも必要なので、おトクです。

難しい運指の曲をスラップで弾く練習も同じようにこなしていくと、さらに上達すると思います。

 

比較的簡単なスラップが入った曲

次に比較的簡単なスラップが入っている楽曲をいくつか紹介します。

あくまで個人的な意見ですので参考までにお願いします。

プロのスラップ奏法を聴いて、イメージトレーニングするのも効果的です。

 

・RADWIMPS「おしゃかしゃま」

まず初めはRadの「おしゃかしゃま」です。

Radはタイアップ曲「前々前世」で有名になったギター・バンドですね。

でも、僕の中ではRadの代表曲というと、この曲が浮かんでくるんです。

ザーッと聴いてみると、難しいと思うようなフレーズがたくさん出てきますが、実はそのほとんどが上記で説明したような、オクターブ奏法との併用で構成されています。

そこまで難しい、と思えるようなものではないと思います。

「弾いてみた」動画もたくさんあるので、自分の練習に取り入れるには最適です。

簡単かつかっこいい楽曲のお手本のようなものです。

 

・Silent Siren「チェリボム」

次はサイサイの「チェボリム」という曲です。

ガールズバンドということで、実力は甘く見られがちですが、ルックスだけでなく楽器の演奏も上手ですね。

この曲では、イントロ部分のフレーズでスラップを使っているようです。

間奏辺りでも登場してきます。

フレーズ自体はだいたいプルで構成されていて、アタックが印象的ですね。

サム(親指で叩く)のみで弾こうとすると難易度が高くなるイメージがあるのですが、プルを多用することで、そこまで難しくない感じになります。

難しい、切り替えが必要なのは、スラップから通常の指弾きに戻るときくらいでしょうか。

このスラップから指弾きに戻るテクニックは、多くの楽曲を弾く上で必要なテクニックですから、しっかり練習しておきましょう。

 

簡単といってもすぐに出来るようにはならない。

あなたがもし、ギターも弾いたことがない、まったくのベース初心者である場合、上記の曲を習得しようと思うなら、最速でも一週間はかかるのではないでしょうか。

ベースは、フィンガリングにパワーと慣れが必要です。初めは指が痛くて、1曲弾き通すだけでも辛く、1日8時間くらい練習して一週間くらいで弾ける、かと思います。

最初に述べたことと矛盾するようですが、すぐに上達なんてことはありません。

そんなに甘くはないと言うことです。

ベースはギターに比べて上達するのに時間がかかりますので、焦らずに自分のペースで練習するのが一番です。

プロのミュージシャンも最初は初心者だったんです。

ベースを好きな気持ちや、音楽が好きな気持ちが強いほど、どんどん上達していきます。

ぜひ頑張って下さい!

 

スラップ以外のベースの簡単でかっこいいフレーズの作り方

自分で楽曲を作る場合や、バンドで楽曲を仕上げていく場合は、当然自分でベースフレーズを考えていく事になります。

最初は、自分でベースフレーズを作るなんてハードルが高く、なかなか思い付かないと思います。

しかし、簡単で尚且つかっこいいフレーズが出来れば、楽曲の仕上がりも良くなりますし、何より自分で作ったフレーズなので、プレイしやすくなるので一石二鳥です。

かっこいいベースフレーズというと、なかなかパッとは作れないものですが、今回は「ベースのかっこいいフレーズの作り方」を考えて見ます。

何でもそうなのですが、何も知らないまま闇雲には作れません。まずは基礎を押さえる事です。

 

実際の作り方

実際にある楽曲のパターンを分析して、いくつかかっこいいベースフレーズの作り方を挙げていきます。

もちろん、ここで書いた以外にもシンプルでかっこいいベースフレーズのパターンは、本当に無数にあります。その中でも特に分かりやすいものを選んでみました。

少し話は逸れますが、練習するだけでなく色んな音楽を聴くことも、ベースの上達には必須です。

 

・1.ルート弾きにアクセントを加える

ずっとルート弾きをし続けて、フィルを使える8小節目等になるところで、自分のフレーズを入れ込むパターンです。

この場合は、楽曲にもよりますが、分散和音(コード・トーンのみでフレーズを構成)的なフレーズより、ペンタトニック系のフレーズの方が、かっこよくハマるケースが多いと個人的には感じています。

そして無理に細かいフレーズを入れるのではなく、ルート弾きと同じ8分音符のフレーズにしておくと、簡単でも印象的でかっこいいフレーズになります。

無理に分散和音や音数を増やすと、「とって付けた感じ」になりがちです。ペンタトニック・スケールで、リズムを弾くというシンプルなイメージが良いと思います。

Green Dayの「Basket Case」のベースラインがまさにそういった感じです。

ほんの少しのフレーズですが、シンプルで効果的です。

単純なフレーズを、いかに効果的に聴かせられるかを参考にして下さい。

・2.ベースがメインリフになっている

ベースラインが楽曲の中核となり、一番印象的なフレーズに聴こえている場合です。

リズムでドラムと、フレーズでギターと合わせる事で、より一体感が増します。

これは、先ほども書きましたが、シンプルなフレーズほどリスナーに刷り込むことが出来ます。

まずは自分でフレーズを弾いてみて、ドラム・マシンなどに合わせて微調整します。繰り返し弾いてみて、仕上げていくのが良いでしょう。

このパターンで有名な楽曲はたくさんあります。ここではKasabianの「Club Foot」とMichael Jacksonの「Billie Jean」、Museの「Uprising」などを挙げておきます。

・3.隙間を大胆に入れる

例えば、Stone Rosesの「Fool’s Gold」などはとても良い例です。裏から表の1拍目だけを弾いて、後は弾かないパターンです。「休符を弾いている」イメージです。

この楽曲のように展開していくと、隙間の部分に音を増やしていく、他の楽器がリズムを埋める、などしていくとさらに効果的です。

その場合も出来る限り少ない音で、広がるところで加える感じで進めていくと、アイディアはさらに広がります。

シンプルで簡単で、尚且つカッコいいものは心に残る

アメリカの有名バンドKissは、結成当初から70年代中盤まで「どんなバンドでもすぐ演奏出来る曲で、尚且つキャッチーでかっこいい」というコンセプトで楽曲を作っていました。

確かに覚えやすくて、すぐに弾けるようなフレーズなのにかっこいいというバンドでした。これはKissに限らず、誰もが知っている有名なバンドの有名な楽曲は、このような構成になっています。

そして、シンプルでコピーしやすかった故に、その後膨大なフォロワーを生み出した事を考えると、そういったものは人の心に残りやすいものだと思います。

だからこそ、シンプルかつ印象的なものを生み出すのは難しいのだと思います。ベースが上達していき、色んな音楽を勉強していくことで、インスピレーションが生まれるんだと思います。

 

ベースの運指のコツと基本。練習・トレーニング方法について。

クラシックギターは200年以上前から存在しています。

そのため、その長い年月の中で様々なプレーヤーによって培われた練習の仕方やトレーニングの方法は、エレクトリックギターにも適用出来るものが多いです。

それに対して、ベースがギターに似た構造で登場したのは約60年前です。それまではアップライト・ベース(コントラバス)がベースを担当する楽器でした。

そのため、ベーシックなテクニックはエレキギターの転用が効きますが、エレキベースの特有の練習方法はそこまで確立されていませんので、以下の練習方法は自分が行っていたものです。

ですので、間違いや非効率なところもあるかもしれませんが、ご自身の練習のヒントにしていただければと思います。

また、ここでは、4弦ベースを使用しています。

 

運指の練習1.フレットひとつずつに指を置いて弾く

ここで紹介する方法は、最も基本的な練習だと思います。

4弦1フレットを人差し指で押さえて4弦を弾きまます。

次に4弦2フレットを中指で押さえ同じく4弦を弾きます。

次に4弦3フレットを薬指で押さえまた4弦を弾きます。

最後に4弦4フレットを小指で押さえ4弦を弾きます。

1弦----------------------------------------------

2弦----------------------------------------------

3弦----------------------------------------------

4弦----1(人)----2(中)----3(薬)----4(小)----

上記が終わった後、次は3弦で同じように1フレットずつ別の指で押さえ弾いていきます。

1弦----------------------------------------------

2弦----------------------------------------------

3弦----1(人)----2(中)----3(薬)----4(小)----

4弦----------------------------------------------

その後2弦、1弦も同様に行います。

指の広げ具合や、押弦する指の位置、リズムもすべて一定で行うように意識してください。

さらに上記のサイクルで弾き終わった後、フレットを1フレット隣へ移動して同じように続けていきます。運指が12フレットに辿り着いたら終了です。

初めてベースを弾く人には、12フレットまで辿り着くのかなり大変だと思います。

特にロー・フレットの位置は難しいと思います。指が厳しいと感じたら、まずは5フレット辺りから始めるのも良いでしょう。

ちなみにクラシックギターでの練習の場合は、弦を移動した後も押弦している指は残したままで、上記の練習を行います(6弦で小指まで弾いた場合、5弦に人差し指が移動しても中指、薬指、小指は6弦を押さえたまま)が、ベースはネックも太くフレットの間隔も広いため、1音1音指を離して弾いていきます。

 

運指の練習2.指をバラバラに動かす練習

ピアノでも弦楽器でも、運指で最も理想的な事は、すべての指がイメージしたとおりにバラバラに動かせるようになる事です。

しかし、人間の指の大きさは同じではなく、尚且つ薬指と小指を別々に動かす事は訓練しないと出来ません。多くの人は同時に動いてしまうと思います。

さらに言えば、小指で押弦するという事は、ベースの場合ギターよりはるかに力と技術が必要になります。

ベーシストの中には、小指は使わないと割り切ってしまう人もいるくらいです。

しかし、どんな状況でもフレキシブルにベースが弾けるようになるには、やはり小指は活用できた方が有利です。

1弦1フレットを人差し指で押さえ弾き、次に1弦3フレットを薬指で押さえ弾きます。

次に1弦2フレットを中指で押さえ弾き、次に1弦4フレットを小指で押さえ弾きます。

次に1弦3フレットを薬指で押さえ弾き、1弦1フレットを人差し指で弾き、1弦4フレットを小指で押さえ弾いた後1弦2フレットを中指で弾きます。

1弦----1(人)----3(薬)----2(中)----4(小)----3(薬)----1(人)----4(小)----2(中)-----

2弦-----------------------------------------------------------------------------------------

3弦-----------------------------------------------------------------------------------------

4弦-----------------------------------------------------------------------------------------

初心者の方は、まずこのパターンを弾くのに運指がこんがらかってしまうと思いますが、かなり指の動きを鍛える事が出来ます。

上記に慣れたら、弦飛びを含めた下記の一連の動きを12フレットまで1フレットずつ移動していきます。これを続けていって下さい。

1弦---------------3(薬)---------------4(小)--------------1(人)---------------2(中)-----

2弦----1(人)---------------2(中)---------------3(薬)--------------4(小)---------------

3弦-----------------------------------------------------------------------------------------

4弦-----------------------------------------------------------------------------------------

こういったメカニカルな運指の練習は、音楽的ではなくあまり面白くないと思います。

ですが、これを毎日続けると、飛躍的に上達すると思います。

 

ベースのリズム感のトレーニング・練習方法

ここでは、リズム感を鍛える基礎的なトレーニング方法について述べていきます。

ベースはリズム楽器、と良く言われます。ドラムのキックとともに、バンドの最重低音を担う事になります。

実際の所、どの楽器もリズムは重要ですが、ギターやキーボードに求められるリズムとは異なります。ベースとドラムはバンドのリズムの土台を作っています。ドラムとのコンビネーションを作るためにも、リズムへの意識は常に持っておきましょう。

 

何はともあれメトロノームを入手する

人間が演奏するリズムには必ず揺れがあります。コンマ何秒まで正確にアタマが合う、というのは機械のリズムです。

そしてその揺れ方は様々で、自分と全く同じ揺れを持った人、というのもいません。

そのため、人間同士がリズムを合わせようとする場合、揺れの無い正確なリズム(機械のリズム)をお互い身に付けていなければ、演奏がばらけてしまうのです。

その機械的で揺れの無いリズムをまず習得する必要がありますが、そのために最も一般的なツールがメトロノームです(DAWの世界ではクリックと言ったりします。)。

正確なメトロノームに合わせて練習する事で、正確なリズムを体で覚える事が出来ます。

最近はスマホの無料アプリでもありますので、昔より手頃に手に入れられます。まずはなんらかのメトロノームを必ず入手して下さい。

 

拍の頭を弾く練習

1小節目の1拍目、特に楽曲の1発目の音ほど重要な音はありません。

ニューヨーク・パンクの代表格とも言えるラモーンズは、「One Two Three Four!」のカウントで、最初のアタマ拍を合わせる練習ばかりしていたと言います。また、ファンクの帝王ジェームス・ブラウンも、「The One」と称して、楽曲の最初のアタマの音の重要性を説いていました。

このアタマを、すべての楽器でしっかりと合わせるためにも、色んな音符の長さを習得するのと同時に、小節のアタマは常に意識しておく必要があります。

メトロノームを使った練習は、まずはBPMを60位に設定して音を鳴らし、その音と同時に4部音符でベースを弾いて下さい。

どの音で弾いても良いですし、前述したフィンガリングやフレーズに合わせても良いのですが、初心者の方は同じ音をずっと弾き続ける方が良いと思います。音がリズムに合っているか、しっかり音が出ているか、など、同じ音を弾きながら1音ずつ確認しましょう。

上記に慣れたら、メトロノームを8分音符、そしてそれにも慣れたら16分音符と慣らしていき、最初と同じように、自分は拍のアタマだけ弾く練習をします。

4分の4拍子でのアタマの音を掴んでみて下さい。どこで弾くのかを見失わないようにする事が重要です。

 

拍の間を埋める練習

次は同じテンポで4分音符を鳴らしながら、8分音符で弾く練習を行います。

メトロノームが鳴っていない場所に音を入れることになります。

1拍目と2拍目の中間を意識しながら、メトロノームが4回なるうちに8回発音して下さい。

これも同じ音で続けた方が良いと思います。

こちらも慣れてきたら16分音符で弾く練習をします。

メトロノームは8分音符を鳴らして、同じように拍と拍の中間を意識して下さい。

これらの練習で、いかにリズムが揺れないで揃っているかがとても重要です。

練習を繰り返したら、その練習している音を録音・録画して、後で聴き返して下さい。

弾いている時は気が付かなかった、自分の変な揺れのクセがチェック出来るとと思います。自分の音を自分で聴くのは、初めはすごく抵抗があると思いますが、冷静且つ客観的に聴くことが大事です。

綺麗にリズムが揃うようになるまで、何度も練習しましょう。

 

ベースがメロディアスなラインの曲について。

基本的にベースはバンド・アンサンブルの土台です。特にロック系ではルート弾きやリズムを担当する事が多いのですが、中には、それを踏まえた上でメロディアスなベースラインを入れる楽曲も当然たくさんあります。

今回は、特にメロディアスなベースラインの楽曲を紹介していきます。テクニック的に、ではなく、アイディアやコードへの理解が相当深く無いと、このようなベースラインを作ることは出来ないと思います。

 

The Beatles - Something

ジョージ・ハリスンの代表的な楽曲ですが、ビートルズでも一、二を争うほどメロディアスなベースラインを持った楽曲です。

後期ビートルズでは、ドラム以外の担当楽器はほぼ固定されていませんが、この曲でベースを弾いているのはポール・マッカートニーです。

ベース自体が別のメロディを持っているのに、歌を一切邪魔せずに楽曲の雰囲気を決定付けており、そしてベースの枠を超えるほどの派手さも抑えている、というロック・ベースの到達点とも言えるベースラインです。

楽曲中で別のモチーフ・メロディでベースラインを作るのは、ポールの得意なベースプレイです。作曲者のジョージもそうですが、コード理論への深い造詣が伺えます。

下記はビートルズのオフィシャルPVです。

出てくるのは、ビートルズのメンバーと、当時のメンバーの恋人達です。

Red Hot Chili Peppers - Sick Love

今や大御所バンドの一つとなったレッド・ホット・チリ・ペッパーズの2016年の楽曲です。

このバンドのベーシストのフリーですが、「ミクスチャー・バンド」としてデビューした当時は派手なプレイが目立ちました(ライブでは今でもそうですが)。

2000年くらいを境に、レコーディングではかなりポイントを突くようなベースプレイをしており、この曲でも美しいベースラインを構成しています。

やはり様々なギタリストとコンビを組んで来た経験でしょうか。

ギターのジョシュのエフェクティヴなプレイも相まって、この曲を美しい仕上がりにしています。

レッチリは他にも様々なベースプレイが満載です。なんとベースの弾き語りまであります。ベーシストは非常に興味をそそられるバンドです。

ゆらゆら帝国 – 発行体

亀川千代さんのベースが、楽曲の冒頭から終わりまで鬼のようにウネリまくっています。

亀川千代さんのベースは他の楽曲でもかなりウネる傾向にあり、坂本慎太郎さんのギターとともにサイケデリックで独特な空気感を作り上げています。

しかし、決して楽曲の土台を疎かにしている訳ではなく、リズムとの関わりを確認しながら聴くと、それが分かると思います。

残念ながらこの楽曲の映像はご紹介できないのですが、動画投稿祭で検索すると出て来ると思いますので、ぜひ聴いて下さい。

また、同じゆらゆら帝国の「空洞です」という楽曲のライブでのベースプレイも圧巻です。

こちらもぜひ確認して下さい。

 

椎名林檎 - ギブス

椎名林檎さんの楽曲のベーシストというと亀田さんが浮かびます。

この楽曲もそうです。サビや後半からのウネるベースラインが素晴らしいです。

この楽曲に限らず、亀田さんはルート音を上手く外す事を得意としている感じがします。ポイントで大胆且つメロディアスなラインを取る事が多く、他にも彼がプロデュースも努めた平井堅の「瞳を閉じて」でもサビに入るところからのベースも素晴らしいです。

彼自身、「この楽曲のベースは一生愛してやまないプレイ」と称したこの曲を選ばせていただきました。

下記はオフィシャルPVですが、ここに出演しているベーシストは、亀田さんではありません。