ギターに限らず、楽器を演奏する場合に最も大切な事は、正しいチューニングがされている事です。
ギター用チューナーは各メーカーから発表されていますが、中でも最も有名なのがBoss、1983年に発表されたTU-12です。
これはプロからアマチュアまで幅広く愛用され、現在でも利用している方が多いベストセラーです。
LEDによるピッチ表示と、動きの読みやすいアナログメーターならではの視認性は現在でも多くのギタリストの信頼を得ています。
bossのチューナーの使い方やバッファについて。
TU-12EX
信頼性の高いクロマティック・チューナーとして大ヒットしたTU-12の後継機です。
針式メーターとLEDチューニングガイドによるユーザー・インターフェースはそのまま採用されていますが、さらに便利で使いやすい機能と操作性が多く追加されています。
チューナーの精度としては±1セントです。(「セント」とは、平均律の半音を100に分割した単位です。)
まず、TU-12と比べて、チューニングの範囲が大幅に拡張され、高性能マイクを内蔵しているので、ギターとベース以外にも多くの楽器で使用が可能になりました。
半音階単位のオート・クロマチックモードと、弦番号で確認できるギター/ベースモードの2モードで動作します。
チューニングがジャストの位置に来ると「ピピッ」と音で知らせてくれるアキュピッチ機能が装備されています。
また、基準音(例えばA=440Hz音)を鳴らしてくれます。
電池の切り忘れの時に役に立つオートパワーセーブも搭載しています。
フラット・チューニングにも対応しています。
チューナー・アウトから繋いで置くと良いでしょう。
TU-3
ラックタイプのチューナーを終わらせて、よりライブ等の実践的にチェンジしたフットペダル型となったTU-2の後継機です。
チューナーの精度は±1セントです。
野外での視認性を高めた「高輝度モード」が搭載されています。
21個のLEDでチューニングの状況を滑らかに表示し、音が合うと。LEDの動きで完了を知らせてくれるアキュピッチ・サイン機能が追加されました。
チューナー・オンと同時にギターの信号を自動的にミュートするので、音を出さ図にチューニングを行うことが可能になっています。
ギター・モードで最大6半音、ベース・モードで最大3音半までのチューニングにも対応しており、幅広いチューニングを行うことができます。
ボードの先端に置くと良いと思います。
バッファ音については、賛否あるようです。
TU-3S
TU-3のフットスイッチを取り去り電池の使用もなくなりスイッチングシステム専用の省スペースチューナーとなりました。
スイッチングシステムを使用したペダル・ボードで使用されるチューナーを想定しており、空いたスペースを有効活用できます。
チューナーの精度は±1セントです。
TU-3と比べて小型化されましたが、性能は変わりません。
エフェクターシステムを変更したい場合、検討する価値は十分あります。
チューナーアウトから繋ぐと良いです。
TU-3W
Bossの技術を結晶したコンパクト・エフェクター「技 WAZA CRAFT」シリーズから製作されたチューナーです。
筐体が黒くなり、フットペダルのゴム部分に「技 WAZA CRAFT」のロゴが挿入されています。
チューナーの精度は±1セントです。
Bossチューナーの標準として定着したTU-3と同等の機能を有しています。
さらにオーディオ回路を新たに設計し直し、今までに無くピュアな信号伝達を実現しています。
バッファード・バイパスかトゥルー・バイパスかを選択できるスイッチが付きました。この機能を使うことで、ギター音のクオリティを損なうことがほとんどなくなりました。
このバッファ機能に関しては大変評判が良いです。高級バッファ+チューナーと言われています。
エフェクトボードの先頭に置いてバッファード・バイパスを選択すると、高級バッファの入ったシステムを作ることができます。
TU-30
多彩なメトロノーム機能が付いたカード型チューナーです。
どこでも練習やウォーミングアップ、チューニングが可能なTU-80から、基礎的機能をコンパクトに凝縮しています。
チューナー精度は±1セントです。
チューニングの完了をサイン音で知らせてくれるアキュピッチ機能を搭載しています。また、基準音を発音してくれるので、聞きながらチューニングすることも可能になっています。
メトロノーム機能は、中抜き3連符などもあって、様々なリズムを体感することができます。
内蔵マイクも装備しているため、アコースティック楽器のチューニングにも対応しています。
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