ベリンガー(behringer) 各エフェクターの評判を徹底的に!

ベリンガー(behringer)のエフェクターの評価をしていきます。

ベリンガーはドイツのユーリ・ベリンガー氏のよる音響関係の機器メーカーです。安価なエフェクターメーカーとして有名ですが、目指しているのはプロユースにも対応できる製品を低価格で供給することでした。そのためか、中国製のパーツを使用し、生産も中国がメインですがサウンド的には何ら問題ありません。プラスティック製部品も多く、ダイキャスト製に比べると耐久性には劣りますが、通常の使用では実用的には影響ありません。

色々な種類が出ていますのでそれぞれのエフェクターについて言及していきますね(^^)

ベリンガー(behringer) 各エフェクターの評判を徹底的に!

OD300

スクリーンショット 2016-06-06 23.31.38スクリーンショット 2016-06-06 23.32.04まずはこちら「OD300」。

色は紫です。

なんとOVERDRIVEとDISTORTIONを選んで音を出す事が出来ます。両方のコンビネーションで強力な歪みを得られます。

ただでさえ安いのに2種類の系統の音が出せてしまう・・・。

恐るべしベリンガー。

2種類の音が出せると言う事は非常に音の幅が広い事を示しています。

軽いクランチ系から深い歪みまでしっかりとカバー。

ノズルの効きも良く、GAINをフルにするとかなり歪みます。

音のクオリティもこの価格としては非常に高いです。

スタジオでもライブでも問題なく使用出来るでしょう。

非常にお買い得なエフェクターと言えます。

TO100 TUBE OVERDRIVE

続いてはこちら。

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こちらはまさにオーバードライブ!といった感じのサウンド。なめらかなサスティンとチューブっぽいディストーションで図太いトーンが特徴です。

ナチュラルな歪み方でポップスからハードロック風なサウンドまでカバー出来ます。

とは言え、本当にナチュラルな歪み方なのであまり歪みません。

こういうエフェクターはやはりブースターとして使用するのが良いでしょうね。

アンプの色を変える事無く、良い感じにドライブを増やしてくれます。

こちらも非常に良いですが同じオーバードライブなら下記がおすすめです。

TO800 Vintage tube overdrive

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その名の通り、ヴィンテージ風のオーバードライブサウンドが出るエフェクターです。

TO100よりも更にナチュラルというか、味があるエフェクターです。

よくTS系の音という評価がありますが、まさにそんな感じの音。

しかしTSに比べても遜色ないんじゃないかと思える程、クオリティは高いです。

TS系を試してみたいという方には非常にリーズナブルですし、是非オススメしたいエフェクターですね。

TO100がクリーンブースター、TO800がゲインブースター的なイメージで使用できるかと思います。

CL9 CoOMPRESSOR/LIMITER

これ一つでコンプレッサーとリミッターがそろいます。

癖が少なく常にかけっぱでも気持ちの良いサウンドになります。

クリーンで使用しても良いですし、デジタル色が強い歪みエフェクターの前段にこちらをつなげることでチューブアンプに近い歪みにすることができます。(もちろんギターやアンプにもよりますが。)

価格としても申し分ないのでいろいろな音作りをする方は手にしておいて損はありません。

VD400 Vintage Delay

所謂アナログディレイです。

近年は安いデジタルディレイも数多く出ていますが、やはりアナログが好きという方にはこちらをおすすめしたいです。テープエコーのようなアナログディレイからヴィンテージ風エコーまで、デジタルでは味わえないサウンドが魅力です。

ベリンガーもデジタルディレイも出していたのですが現在は生産終了となっているのが残念です。

この商品だけでなくベリンガー全体に言えるのですが、バイパス音がややハイ落ちするのでスイッチングシステムやバッファ等を使用することで問題なく使えます。

バイパス音が回路を通るバッファードバイパスなのでそのせいだと思われます。

BOSSのエフェクターでもよく見られる現象です。

DR600 DIGITAL REVERB

デジタルリバーブです、かなり深くかかりますので常にかけておくというよりは部分的に使用する使い方がおすすめです。

注意点は乾電池が使用できない(一部使用できたというレビューもありますが)、バイパス音の劣化、ポップノイズ(切り替えの際に音が出る)というレビューが多くみられます。

生産時期などにも由来すると思われますが、上記はスイッチングシステムの導入で解決することが可能です。

UV300 Ultra Vibrato

これは先日技シリーズでも出たBOSS VB-2を模した所謂揺らし系のエフェクターです。軽いヴィブラートから渦を巻くようなサウンドまでクラシカルなエフェクトが得られます。

現在技シリーズではないBOSS VB-2はプレミアがついていますし、技シリースのVB-2は2万円くらいします。

しかし、UV300は3000円で買う事が出来ます。

これは個人的にはかなりおすすめなエフェクターで、他のどの揺らし系のエフェクターとは全く違う音になります。

ファズと組み合わせて弾くとレズリースピーカーのような音になりますし、揺らす周期を早くし1弦2弦のハイポジションを弾くと60年代の日本の怪獣やウルトラマンが出す光線のような音が出たりと不思議なエフェクターです。

エレクトーンについている揺らし系のエフェクターに近いかも知れません。

特殊効果を狙うならこれはおすすめのひとつです

VD1 Vintage distortion

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思わずBIG MUFFか!?と思ってしまうこのデザインが印象的なこのモデル。
ここまで似たデザインで良かったのでしょうか。笑

サウンドの方もそれに近い系統の音がします。
ファズの様な強烈な歪みです。

普通のディストーションと違い、少し癖があるので注意が必要です。
好きな人は好きだけど、あまり万人受けはしないかも。

必ず試奏したりネットでサウンドをチェックしてから購入しましょう。

使いこなすことができれば病みつきになる癖のあるサウンドです。

SF300 super fuzz

スクリーンショット 2016-06-06 23.38.57スクリーンショット 2016-06-06 23.39.05その名の通りのファズサウンド。

FUZZ1はクラシックなファズ、FuZZ2はグランジ系、BOOSTは強力なゲインブースト、という3種類のモードを搭載していますので幅の広いサウンドメイキングが可能です。

凄く悪い感じの音が出せますね〜。
好きな人は好きな音

しかしファズが好き嫌いが別れますのでこれもしっかり試走してから購入しましょうね。
ちょっとファズを試してみたいけど・・・、という人には非常に安いのでオススメかもしれません。

実はファズはバリエーションも多く、音の粒を壊したものからリードサウンドに使えるものまであります。

V-amp3

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そしてこちらはアンプシミュレーターです。付属のオーディオインターフェイスにより、パソコンにサウンドを取り込むことも可能です。

某シミュレーターにそっくりな見た目のこちらの商品。

音は非常に本格的な音が揃ってますよ。

36種類ものモデリングがありますが、どれも使える音。
この価格でこの機能だったら納得なのではないでしょうか。

お買い得感はマックスです
アンプシミュレーターは高いからちょっと・・・。という方には非常にオススメ!

HB01 Hellbabe

見ての通りワウペダルなのですが、かなり多機能なものになっています。

1.光学コントロールを採用

通常ワウはポッドをギヤでつなぎペダルで動かしますが、ガリやノイズが出やすかったりします。

ところがHB01 Hellbabeはメカニカルポットやスイッチを使用せず、光でワウの量を調節するためその部分が皆無です。

2.踏めばスイッチが入る

通常のワウはワウを踏み込んでスイッチを入れますが、そこにタイムラグが出たり踏みそこなったりする事があります。

B01 Hellbabeの場合光学コントロールを合わせて少し踏み込んだらスイッチが自動的に入るようになっています。従来のワウペダルのようにオン・オフの都度踏み込む必要はありません。軽いタッチで操作が可能です。

また、そのスイッチが入る踏み込み具合を調節する事が出来ます。

3.ブースト出来る

ワウ自体にブーストスイッチがあり、さらにそのブースト量も左横のミニツマミで調節できるようになっています。

ワウを踏んだ瞬間ゲインが下がる感覚になる場合はこちらで調節する事で解決できます。

ワウがかかる周波数やフィルターカーブ変える事が出来る

左横のミニツマミでワウのかかる周波数をとかかる量やフィルターカーブ等を調節できます。

その他にも低周波領域内でのレンジコントロール機能もあり、これほど多機能なワウは他にはあまりありません。

使いにくいと思われる部分はペダルの下にバネが入っており、途中で止める事が出来ない部分ですが、ワウ初心者にはむしろバネがあった方が扱いやすいと思います。

また、重量はひじょうに軽いいので、持ち運びが通常のワウより楽なところも見逃せません

個人的におすすめのワウです。

番外編 GI100 ULTRA-G

ギター用のDIです。

DIは通常アコースティックギターで使用するもの、ライブハウスで使用するという認識が多いと思いますがこちらはキャビネットシミュレーターがついています。

簡易PAでの野外ライブやアンプシミュレーターからこちらを通して直接PA卓に音を送るなどでも使用することができます。

ライブハウスでもマイク撮りの音とキャビシミュの音をMIXする事で外音の音作りにバリエーションを持たせることが可能です。

一般的な設備のライブハウスではこちらだけの音だとマイクの音色(エフェクターの後段からだとパワーアンプも)が反映されていませんので思っていた音にならない場合もあります。

リハーサル時によくチェックしましょう。

シミュレーターの細かな調整はできませんが1960系統の音になっていて単体でも思ったより自然な音が出ます。

キャビシミュを検討している場合、いろいろな環境でライブをすることが多い方は持っていると良いです。

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