ms-50G(zoom)の評価レビュー。音作りや使い方

今回は、ZOOM MG-50Gをご紹介します。

ms-50G(zoom)の評価レビュー。音作りや使い方

この商品は、安くて小さくて機能豊富と大評判なモデルです。

お値段、なんと8900円!(実売価格)

音も値段なりでは?と疑問に思う方がいらっしゃるかと思いますが32bitのDSPを採用していますので、上位機種G3と同じ音質です。

大きさは、普通のコンパクトエフェクターと同じサイズですが、そこに大型LCDと共に多くの機能が詰まっています。

さらにバージョンアップをすることができ、新たなエフェクトをzoomのサイトからダウンロードする

こともできます。USB接続によりパソコンからのアップデートも簡単です。

ギターケースに入る大きさなので、いままでのような大きなエフェクトボードを持ち歩く必要がなく

なるかもしれません。スタジオやライブなど現場にあるアンプを使わなければならない場合、これで

音作りをしておけばいつでも安定したプレイができます。これ1台で様々なジャンルに対応できるため、

いつもは使わないけれど・・・といったエフクターを全てボードから外し、MS-50Gを入れるのも

いいと思います。

 

マルチストンプ・フォー・ギターと記載されていますように、マルチエフェクターで、アンプシミュレーターも内蔵されています。

フェンダー・ツインリバーブ、マーシャル1959,ヴォックス、ディーゼル、エングルなど、ローゲインなアンプから近代のハイゲインなアンプまで8種類入っています。

たとえばクリーンなイメージのフェンダー系、歪みを追及したマーシャル系などどれもクオリティーは高いです。

歪み系に関しては以前のデジタル系は使いづらいものもありましたが、その心配はありません。

有名なエフェクターのモデリングにより、問題なく使えるレベルまで向上しています。

 

エフェクトも

  • ブースター
  • コンプレッサー
  • オーバードライブ
  • チューブスクリーマー
  • ディストーション
  • コーラス
  • ピッチシフター
  • トレモロ
  • テープエコー
  • アナログ・ディレイ
  • デジタルディレイ
  • リバーブ

と47種類入っています。(チューナーも内蔵です)

残念なことに、ヘッドフォン端子がついておらず、アウトがステレオ出力可能な2アウトプットとなっています。

アルカリ単3電池2本で使えるようになっていて、7時間の駆動が可能です。

消費電力は500ミリアンペアです。(Micro USB端子もあり)

操作方法

エフェクトは6種類同時使用可能となっています。

エフェクトを追加するには、フットスイッチの左のスイッチを長押しします。

するとエフェクトタイプが選べるようになりますので、好みのエフェクトを追加します。

選択してフットスイッチの右横のボタンで決定し、フットスイッチを押します。そして、フットスイッチ下のボタンでエフェクト中から種類を選びます。

(文章にするとわかりにくいですが、実機では直感的に操作できます)

歪みをオフにしたいというときには、画面にエフェクトの絵を出してフットスイッチでオフにできます。

 

便利な機能として、ラインセレクター機能と言うものが入っている事です。(コンプの中に入っています)

これはセレクトした以降はラインが切り替わるもので、例えばディレイとリバーブを同時に切りたいという時にこれを使えばラインセレクターでラインを切り替えて、同時に切ることが可能です。

エフェクトの接続順は変更可能になっています。

プリセット数が30,ユーザー設定50となっています。

また、出力をミュートしてチューニングできるチューナー機能やディレイタイムなど曲のテンポにリアル

タイムで合わせられるタップテンポ機能も装備されています。

電池駆動でも長時間使用できますが、やはりアダプターからの供給が安心です。ノイズの心配もあります

ので純正品を使用することをお勧めします。

 

サウンド

エフェクト、アンプシミュレーターの音も32ビットDSPを使用しているので良くなっています。

ファームウェアがアップされバージョン3ではコンピューター用ソフトウェア「MG-50 Effect Manager」が利用可能になり、新たな72エフェクトが用意されました。

その中から好きなエフェクトを選んで本体に書き込む事ができるようになりますます発展しました。

これとシールドと共にギターケースのポケットに入れれば、そのままリハーサルスタジオに向かうことが可能です。

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