ご覧いただきありがとうございます。
これを読んでいただいているということは、カラオケでどんな曲を歌ったらいいかお探しのことと思います。
歌いやすい曲とその特徴についてお話しますので、あなたの曲選びの手助けになったら嬉しいです。
カラオケで何を歌ったらいい?
歌いやすい曲とその特徴は?
カラオケで歌いやすい曲にはどのようなものがあるのか、ボイストレーナーや専門家が提案する曲のいくつかを紹介したいと思います。
小さな恋のうた/MONGOL800
TRUE LOVE/藤井フミヤ
桜坂/福山雅治
天体観測/BUMP OF CHICKEN
SUN/星野源
香水/瑛人
どこかで聞いたことがある、という曲が多いのではないでしょうか。
カラオケで他の人が歌っていた、という曲もあると思います。
知名度があるという他に、どのような特徴があるか挙げていきましょう。
・メロディーが覚えやすく、音の高低差が少ない。
・速すぎず、遅すぎず、心地よい速さで歌える。
・速くてもリズムが取りやすい。
・原曲キーでも歌いやすい。
つまり技術的に難しくない、ということがいえます。
難しくないからといって、つまらないかというと、そんなことはありません。
歌いやすく、かつ魅力的であるからこそ、幅広くそして長く愛されているといえるのです。
男性が歌いやすい女性曲は?
近年、男性歌手が女性曲をカバーすることが増えてきました。
良い曲は性別を問わず共感できる要素がある、といえます。
では、どのような曲が歌いやすいものでしょうか。
いくつかを挙げてみたいと思います。
マリーゴールド/あいみょん
ありがとう/いきものがかり
未来へ/Kiroro
Pride/今井美樹
負けないで/ZARD
やさしさに包まれたなら/松任谷由実(荒井由実)
実はこれらの曲は、女性が歌いやすい曲として紹介されたものの一部なのです。
女性にとっても歌いやすい特徴というのは男性と変わらない、といえます。
ちなみに、今回取り上げている曲はキーを変えずに、1オクターブ下げて歌うことを前提にしています。
移調(キーを変更して歌うこと)すると、歌いやすい特徴の一つとして挙げた原調で歌いやすい、ということから離れてしまうので、ご了承ください。
初めて歌うのによい曲は?
ここでいう初めてというのは、カラオケで人が集まった時、最初に何を歌うか、ということです。
選ぶポイントとして、歌いやすい曲の特徴の他に、次のようなものが挙げられます。
(友人同士など親しい人たちとの集まり)
・皆が知っている曲
・ノリがいい曲や振付が特徴的な曲
・皆で口ずさんだり、ハモったり、一緒に楽しめる曲
(会社の二次会、接待など)
・相手の趣味に合わせた曲
・相手の十八番と被らない曲
このように、集まるメンバーによって選ぶ基準が変わってきます。
また、避けたほうがよい曲もあります。
・ラブソング(失恋物、自分の世界に浸るバラードなど)
・歌う人のキーに合っていない曲
・皆が知らない曲
・鉄板曲(皆で最後に締めで歌うような曲)
集まったメンバーに応じて、場の雰囲気を盛り上げたり、楽しい空気を作れるような曲を選びましょう。
また、選曲メニューの中には、「ジャンル」や「みんなの声」といった欄があり、おすすめや人気ランキングなどもあるので、参考にしてみてください。
カラオケで10代が歌う曲は?
中学生以上になると、友達同士でカラオケに行くこともあると思います。
これまでに書いたことを参考に曲を選び、楽しんでもらえたらと思います。
もし、変声期の方がいたら、無理して歌わないでください。
急に声の音域が短期間で変わってしまうため、それまでは女性曲や男性の高い曲を歌っていたのに、歌えなくなってしまい、戸惑うこともあると思います。
そうなってしまった場合は、歌いやすい曲の特徴を参考に、自分に合う曲を探してみましょう。
一方で、年を取って少し声が出にくくなったかな、と思っても、若いころに歌った曲は体が覚えていて、歌えてしまう、ということもあります(個人差はあります)。
お気に入りの曲や現代を代表するような曲は、積極的に練習して歌えるようにしておくと一生の財産になるかもしれません。
おすすめのひとつは以下の曲です。
Lemon/米津玄師
20~40代のカラオケランキングでも上位に入っており、これからも広く長く愛される曲の一つになると思います。
米津玄師の曲に抵抗がなければチャレンジしてみてください。
カラオケで上手く歌える曲は?
音痴でも簡単に歌える曲は?
音痴は、ボイストレーニングや音程を取る訓練をすれば大抵は改善します。
とはいえ、音痴であることを自覚する人は、それゆえに歌うことすら抵抗を覚えている人もいると思います。
どんな曲でも歌えるようにするためには、曲を何度も聞いたり、練習しなければいけませんが、歌いやすい曲の方がその時間や労力を減らすことができます。
さらに、歌いやすい曲の特徴の他に、盛り上がる曲を歌うといい、という人もいます。
例えば、次のような曲です。
リンダリンダ/THE BLUE HEARTS
ガッツだぜ!!/ウルフルズ
Runner/爆風スランプ
2億4千万の瞳/郷ひろみ
ただし、これらの曲を歌うのは大変エネルギーがいります。
ロック調の曲も多いので、声がしっかりしていないとノドを痛めてしまうこともあります。
音痴でも、自分をさらけ出せる強いメンタルと、しっかり声が出せる体力と場を盛り上げる高いテンションを維持できるならば、上記の曲を歌うのはアリでしょう。
別のタイプの曲で場を盛り上げる方法もあります。
明日があるさ/ウルフルズ
この曲は幅広い世代が知っており、同じフレーズを繰り返すので、画面に歌詞が出ていれば皆歌えると思います。
ちなみに、坂本九の「明日があるさ」はキーが少し高く設定されているので、ウルフルズの「明日があるさ」の方がいいでしょう。
低い声でも歌いやすい曲は?
歌いやすい曲として挙げた曲でも音が高い、という方もいると思います。
サビの最高音をファルセットなど使ってクリアできる人ならいいのですが、ファルセットがうまくできなかったり、そもそも曲の広範囲で音域が高い、と感じる人もいるでしょう。
そういう方は、低音が魅力的な歌手の曲をレパートリーにするといいと思います。
代表的な例が福山雅治です。
前に紹介した「桜坂」の他に、「家族になろうよ」など代表曲も多くあります。
女性受けがいいのもプラスポイントです。
他にも、「ルビーの指環」の寺尾聰や、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」のささきいさおなどが挙げられます。
ちなみに、声の高さは声帯の長さや重さで決まります。
声の高い人は一般的に声帯が短く、低音の限界を早く迎えるため、低い音域は広くない傾向があります。
逆に、声帯が長く、声の低い人であっても、高い音域は訓練すれば広がります。
声の低い人は、まずは低い声の歌手のレパートリーを作り、だんだん歌える範囲を広げていけばよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カラオケで歌いやすい曲の特徴を踏まえ、自分に合う曲を探していただければと思います。
十八番ができること、歌える曲が増えることは、その分だけ人生で素敵なものが増えることにつながります。
お話したことがその一助になれば幸いです。
ありがとうございました。