今回はIbanezのチューブスクリーマーミニをご紹介します。
チューブスクリーマーミニ アイバニーズの評価レビューや特徴・使い方
チューブスクリーマーといえばエフェクターの中でも群を抜いて有名な一品。
そのチューブスクリーマーがミニサイズになって登場したというのです。
これには世界中のギターリストが驚きました。
そのサウンドや特徴は一体どういったものになるのでしょうか。
レビュー
チューブスクリーマーミニは一口に言って「チューブスクリーマーサウンド」です。
当たり前のことかもしれませんが、ただ単に小さくなっただけであのチューブスクリーマーサウンドがそのまま継承されているのです。
これもある意味驚きですね。
音はts9やts808とほとんど変わりありません。
ただ、TS10、TS5など進化や廉価バージョンではなく、「ミニ」という名が示している通りの音です。
近年のコンパクトエフェクターに必須のトゥルーバイパス仕様ですし、低音域を削って中音域に特性を持たせたサウンドは
健在です。
ts系初心者の方も玄人の方も納得のサウンドになっております。
ブースターとして使えばいつもどおりのチューブスクリーマーサウンドが出せて非常に重宝することでしょう。
小さくなったメリットとしては・・・
- エフェクターケースの中で場所をとらなくなった。
- 軽いし小さいので持ち運びが楽。
- 価格が安い。
- まだ使っている人が少ないので、注目を浴びる。w
- スティービーレイボーンのようにチューブスクリーマー2台使いができるかも。
などでしょうか。
価格に関してはチューブスクリーマーは若干高めの価格帯でしたから、新しく購入する方にとっては嬉しいかもしれません。
もちろん、ハンドメイド系と比べてではなく、BOSSとかと比べてですけどね。
低価格のエフェクターに押されているのかもしれません。それに対抗し、品質は妥協せずといったところでしょうか?
高ければいいってもんじゃありませんからね。
ただ、コントロールノブなどチープさは否めません。
以前知り合いの楽器屋のベテラン店員とお話しした時に「最近のエフェクターは高すぎていかん!」と怒っていました。w
サウンドの特徴
先ほど「チューブスクリーマーと音はほぼ同じ」を書きましたが、やはり多少違います。
ts9やts808と比べると、若干音が軽いです。
そして若干明るい感じがします。
とはいえ、これはクオリティが低いという意味ではなく、キャラクターの違いです。
TSシリーズにいえることは、中音域に特徴があるため、初めて使うと使い方が分かりづらいのではないでしょうか?
もしかしたら今までチューブスクリーマーを使っていた人がこのミニを使用して、ミニの方がいい!と思う方もいるかもしれません。
あくまで好みという感じですね。
使い方
これはチューブスクリーマーとほぼ同じです。
つまみの感じもほぼ同じですし、普通にブースターとして使用するのが一番美しいと思います。
もちろんJCなどで単体でも使えますが、やはりこのエフェクターは真空管のアンプでブースターとして使うのが一番美味しく感じます。
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