バンドで使う楽器と言えば、ギターやベース、ドラムなどを思い浮かべる人は多いと思います。
ですが最近の楽曲音数が多くなっており、シンセサイザーを使っているケースが非常に多いです。
バンドをやる上で、キーボードの存在は非常に大きなものになります。
キーボードはピアノ、オルガン、シンセ音だけでなく、ベース音、はたまたドラムの音が出せたりと、様々な音色を出すことができる楽器です。
キーボードをうまく利用することにより、バンドのサウンドも非常に色彩豊かなものになるでしょう。
キーボードを演奏するにあたって覚えておきたい基礎知識を紹介します。
キーボードがバンドで演奏する時の基礎知識(コード編)
まずは、コードについてです。
1.コードとは?
コードとは、日本語で言う「和音」のことです。
クラシックを習っていた人は主に五線譜で音符を読み取るため、コードの読み取りが苦手な人がいるかもしれません。
逆にギターやベースをやっている人は、コードのほうが得意な人が多いかもしれません。
通常、音符は「ドレミファソラシド」という音階順に並んでいます。(国によって読み方が異なりますが、今回は割愛)
これを英語表記にすると、「CDEFGABC」となります。
この英語表記の和音から始まるものに名前をつけたものが「コード」です。
「ドミソ」であれば「Cメジャー」、「ドミ♭ソ」であれば「Cマイナー」という名前がつきます。
「ソシレ」であれば、ソの音はGにあたるので、「Gメジャー」となります。
2.メジャーとマイナーの見分け方
「ドミソ」がCメジャー、「ドミ♭ソ」がCマイナーというのは前述した通りですが、これがDやEなど別のコードになると、メジャーとマイナーの判断がつきにくくなってきます。
メジャーとマイナーの見分け方としては、
? ルート音から数えて半音4個分離れているのが「メジャー」
? ルート音から数えて半音3個分離れているのが「マイナー」
ルート音というのは、コードの一番下にある音で、Cコードのルート音は「ド」になります。
この音から数えて、次の音がどのくらい離れているかでメジャーかマイナーかが決まります。
3.展開形について
Cメジャーコードの「ドミソ」で説明していきましょう。
実はこの「ドミソ」は「ミソド」「ソドミ」と音の順序を変えても、全てCメジャーコードの音になります。
この「ミソド」、「ソドミ」を、Cメジャーコードの「展開形」と呼びます。
このコードの順番は、自由に展開したOKです。
ただし、ルート音を変えると音の響きが変わるため、ルート音は変えてはいけません。
4.最後に
コードは最初は覚えるのが大変ですが、教則本やインターネットなどでも、たくさんコードについて書かれているものがありますので、ぜひ勉強してみましょう!
キーボード奏者が意識したい基礎練習方法。リズム・フォーム編
キーボードやピアノ、オルガンなどは「独奏楽器」と呼ばれ、一つの楽器でで伴奏とメロディをカバーできる楽器です。
小さい頃からピアノを習ってきて、バンドでキーボードをやっているという人も多いと思います。
今回は、そんなキーボード奏者が意識したい練習法を紹介します。
1.リズムを意識しよう
全ての奏者に言えることですが、特に、クラシックをずっとやってきた人に言えることだと思います。
独奏楽器であるが故に、周りと合わせて弾くという経験が圧倒的に少ないです。
ですので、リズムで躓く人が多い傾向にあります。
また、クラシックの曲は、曲の中でテンポがコロコロ変わるため、一曲を通して同じテンポで弾くということは少ないです。
ですので、メトロノームなどリズムキープの機器を準備し、テンポ通りに弾く練習を行ってみましょう。
特にキメが多いポップスやロックはリズムキープが命になってきますので、バンドをやりたい人はリズムを絶対に意識しましょう。
2.手のフォームを意識しよう
鍵盤を弾く時に、指や手首に力が入ってしまうのはNGです。
特に手首が固く力が入ってしまうと、腱鞘炎の原因にもなってしまいます。
まずは指のフォームです。
鍵盤に手を添える時のフォームは、「手の中に卵がある感じ」を意識してみて下さい。
指の関節は丸め気味にします。
手首は力を入れず、鍵盤につかない程度に下げ気味にします。
手の甲の位置と同じ~上げ気味になると、弾く時に肘に力が入っていまい、余計な力がかかってしまいます。
3.弾く時のコツ
コツとしては、弾く鍵盤と指が離れないようにすることです。
さらに、次に弾く鍵盤に触れていることを意識します。
キーボードを始めとした鍵盤楽器は、指で音を鳴らす楽器なので、メロディや伴奏の流れを、指に覚えさせていくことが大切です。
ですので、常に次に弾く音がどこになるのかを意識する癖をつけましょう。
4.最後に
当然のことですが、鍵盤を鳴らせば音が出るのが鍵盤楽器です。
もともとの音色は内蔵されている音色にほとんどが左右されるため、音を鳴らせばそれなりに良い音が出ます。
ただ、それだけでは「それっぽく聞こえる」だけです。
より良い音色を出すためには、リズムキープ、打鍵の方法はキモになります。
ぜひ練習する時に、基礎練習として意識してみましょう。
キーボードやピアノの鍵盤楽器を効率良く上達させる練習方法。
せっかく鍵盤楽器を弾くのだから、上手に弾きたいですよね。
しかし、がむしゃらに曲を弾くのでは、効率良く上達することは出来ません。
今回は、鍵盤楽器を効率良く上達させる方法を紹介します。
1.曲の練習の前に、基礎練習を取り入れる
基礎練習で何を取り入れたらいいか悩む人は、「クラシックの教本」を取り入れましょう。
有名なのは、まず「ハノン」です。
1からどんどんページを進めていくと、鍵盤奏者が悩みがちな運指も身につけることができます。
次に、「バイエル」をおすすめします。
この教本も有名です。
これは、ピアノの基本的な指使いについて学ぶことができる教本です。
シリーズごとに分かれていて、シリーズを進めていくことにどんどんレベルの高いものにチャレンジしていくことがきます。
まずは導入書である、「バーナムピアノテクニック」に挑戦してみると良いでしょう。
2.片手ずつ練習する
あまり鍵盤楽器に慣れていない人が、いきなり両手で曲を演奏するのは難しいでしょう。
リズムに少しでも不安がある場合は、まず片手練習を行いましょう。
両手では弾けなかったパートも、片手だけ意識すると、スムーズに弾けることが多いです。
まずは片手での演奏に慣れ、その後両手での演奏にチャレンジしてみましょう。
3.曲を通しでなく、一部分を反復練習する。
一曲の中でも、すらすら弾くことができる部分と、苦手で何回も詰まってしまう部分があると思います。
苦手とする部分を何回も弾いて、すらすらと弾けるようになるまで練習してみて下さい。
苦手とする部分を練習するのは気持ち的にも大変ですが、頑張って練習してみましょう。
3.模範の演奏を聴いてみる
曲にはそれぞれ原曲というものがあります。
自分の演奏を録音し、そのあと原曲と比較してみましょう。
音色の違いももちろんですが、弾き方や音の繋げ方など、良く聴くと異なる部分が沢山あると思います。
自分の弾いている音を聴くのは最初は恥ずかしいと思いますが、演奏を客観的に聴くことは上達するのに最も有効的な手段です。
日々の演奏を、ぜひ録音して聴いてみましょう。
4.最後に
一回の練習の中で、
・基礎練習
・曲を最後まで弾いてみる
・反復練習
・演奏を録音する
・再び反復練習
・曲を最後まで弾いてみる
この流れで練習するとスムーズでしょう。
一度の練習でのルーティンが出来ると、効率良く練習できますので、ぜひ自分の練習のルーティンを作ってみると良いでしょう。
シンセサイザーとは?バンドで使うオススメモデル。
「バンドでキーボードを任されて、シンセサイザーの購入を検討している・・・」
「DTMでシンセサイザーを導入したい・・・」
「新しい趣味としてキーボードを始めたい・・・」
今回はそんな人たちのために、手軽に使用できるシンセサイザーを紹介していきたいと思います。
1.シンセサイザーとは?
シンセサイザーは、複数の音色や波形を合成して音色を作り出す電子楽器のことを言います。
キーボードは、単に鍵盤がついている電子楽器のことを言います。
そうお考えの方、こう考えましょう。
一般的な考え方としては、シンセサイザー=キーボードの人は多いでしょう。
これは、基本的に一緒と捉えても問題ありません。
少なくとも、新しく部活やサークルに入ってこれからバンドでキーボードを担当される方で、最初の1台を選ぶ人は、キーボードと言われたらシンセサイザーを購入するという考えで大丈夫です。
2.どんな音色を使うの?
特にバンドで使う人で多いのは、
・アコースティックピアノ
・エレクトリックピアノ/オルガン
・ストリングス
・シンセ系サウンド
この4つが多いです。
3.最初はどんなシンセサイザーを選べばいいの?
最初のうちはあまり音を作り込まず、プリセットの音をそのまま使う(あるいはデュアルして使う)ことが多いでしょう。
ですので、初心者は、操作が簡単で、かつプリセットである程度使える音が入っているシンセサイザーを選びましょう。
4.おすすめのシンセサイザー
(1)Roland/JUNO-DS61
この製品の強みは、とにかく使いやすいこと!
パネルも見やすいし操作も簡単、かつ良い音が出る!といった良い所どりの製品です。
ちなみにこの製品、様々な学校の軽音楽部に「どんな機能・デザインのシンセサイザーが欲しいか?」を実際にリサーチして制作されたそうです。
重さも5.2kgとシンセサイザーの中では軽めで、持ち運びも楽ちんです。
色は白・黒と2色から選ぶことができます。
(2)KORG/KROSS2-61
なんと重さが3.8kg!
通常61鍵盤のシンセサイザーは平均5~8kgなので、圧倒的な軽量さが特徴です。
鍵盤楽器は重量があるものが多いので、この軽さは手軽に持ち運びできて嬉しいところ。
電池でも駆動できるので、ストリートライブなどでも使えます。
(3)KORG/KROME-61
KROME Editor、KROME Plug-In Editorで、パソコン上で一度に多くのパラメーターを確認しながらエディットしたり、KROMEをDAWでソフト・シンセのように扱ったりすることができます。
重さは7.2㎏と紹介した61鍵盤よりは少し重たいですがそれでも持ち運びには苦労しない重さです。
基本でのピアノやエレクトリック・ピアノ、作曲で重要なドラムに、使える最高のものを厳選し惜しげもなく搭載しているところが売りです!
バンド演奏でももちろんですが、パソコン上の操作が可能とDTMをやっている人にも強くおすすめできます。
4.最後に
初めて機材を選ぶ時には色々悩むと思います。
特にシンセサイザーは操作に迷う面もあると思いますので、ぜひ楽器店で店員さんに聴きながらオススメのシンセサイザーを探してみましょう。
シンセサイザーの音作りのコツ・使い方。キーボードとの違いとは?
一見、キーボードの一種のように見えますが、シンセサイザーとキーボードは違います。
シンセサイザーとはもともと、電子系の方法によって音をシンセサイズ(合成)するための楽器です。
主な方は鍵盤型なのですが、シンセサイザーは音を合成するための道具にすぎないため、音源だけでもシンセサイザーと呼ぶことができます。
音源モジュールと呼ばれるもので音を鳴らしている場合は、シンセサイザーです。
たとえば、大人気の「ボーカロイド」と呼ばれるものも、広域的にとらえればシンセサイザーの一種ですね。
かたや、キーボードはもともとの音が内蔵されており、それを引き出して音を鳴らす鍵盤型の楽器です。
さて、シンセサイザーの話に戻りますが、近年の鍵盤型のシンセサイザーは誰でも簡単に音作りができるよう、プリセットが沢山内蔵されています。
それらを選ぶだけでも十分演奏は可能なのですが、そこから一歩飛び出してみましょう。
今回は、シンセサイザーの音作りについてです
1.シンセの波形について
シンセサイザーには基本の波形が存在します。
大きく分けて4つ、「スクエア波」、「三角波」、「サイン波」、「SAW(ノコギリ)波」があります。
ですがこの波形をそのまま取り入れただけでは、なんともそっけない音です。
ここから音作りをしていくわけですが、シンセサイザーはたくさんのつまみがあって、どこを選べばよいか悩みます。
ですが、基本的な部分だけであれば、いじる部分はほんの一部です。
2.デチューン(Detune)させよう!
シンセサイザーが持っている機能の一つで、複数のオシレーターのチューニングを微妙にずらす事を言います。
複数のオシレーターを互いにデチューンさせる事で音にうねりが発生し、厚みのある音を作る事ができます。
重厚な音作りをするには、このデチューンに注目します。
3.オシレーターを重ねよう!
オシレーターとは、もとの波形を発生させる「もとになる」部分です。
シンセサイザーは、このオシレーターを複数重ねることによって、厚みのある音を作り出すことができます。
4.フィルター/エンベロープで音を変化させよう!
エンベロープは音をこもらせるイメージ、フィルターは音を開くようイメージです。
これを上手く操ることによって、クラブ系特有の徐々に音が明るくなっていくような表現をすることができます。
5.エフェクターをかけてみよう!
厚みのある音を出したい時に注目するエフェクターは、
・EQ(音質調節)
・コーラス
・リバーブ
あたりでしょう。
このあたりのエフェクターをいじってみて、自分の気に入った音色に仕上げましょう。
6.最後に
いかがでしたでしょうか。
シンセサイザーは一見難しそうですが、いじってみるとその楽しさに気付くでしょう。
一から音を作っていくのは難しいので、まずはプリセットをいじるところから始めてみましょう!
シンセサイザーのパラメーターの使い方。ADSRについて。
しかし、初心者の人は、どこをどういじればどのように音が変わるのか分からないと思います。
ツマミ自体はたくさんありますが、いじるパラメータの基本は、4〜5種類です。
今回は、その基本のパラメータについて説明します。
1.合言葉は「ADSR」
「ADSR」とは何か?
名称から説明すると、
A……アタック
D……ディケイ
S……サスティン
R……リリース
となります。
それぞれについて解説します。
アタックは、鍵盤を弾いてから音が出るまでの時間です。
ディケイは、サスティンまでに辿りつくまでの時間です。
サスティンは、鍵盤を押している間の音の持続時間です。
リリースは、鍵盤を離してから音が消えるまでの時間です。
これらの時間をコントロールして、シンセサイザーは音を作っていきます。
2.アタックをいじるとどうなるか?
アタックが重要になる音色は、鍵盤を押した後、すぐに音が鳴ってほしいタイプの音色になります。
代表的なのは「打楽器系」「ピアノ」、「ギター」、「ベース」などでしょうか。
アタックタイムを速ければ速くするほど、鍵盤を押した後にすぐに音が鳴るようになります。
3.ディケイをいじるとどうなるか?
ディケイをいじると、鍵盤を押してから音が減衰する時間を操作することができます。
音色によっては、鍵盤を押している間ずっと音量が減衰しない音色(シンセ音など)や、鍵盤を押した後徐々に音量が減衰する根意図(ピアノ音など)があります。
この減衰する時間は、ディケイを操作することによって変えることができます。
4.サスティンをいじるとどうなるか?
サスティン・レベルをあげれば音は大きな音のまま持続します。
下げれば小さな音のまま持続します。
ただ、音の出始めはアタック・タイムとディケイ・タイムが入るので、サスティン・レベルのレベルで持続するのはそれが終わった後からになります。
5.リリースをいじるとどうなるか?
サスティンは鍵盤を放した時点で終わるので、リリース・タイムはすでに鍵盤を放した後の処理になります。
ピアノの音色から考えると、ピアノは鍵盤から手を離したあとも幾分か余韻が残ります。
この余韻を表現するためにリリース・タイムを設定することになります。
6.最後に
いかがでしたでしょうか?
シンセの基本は、とりあえずは「ADSR」です。
プリセットを指定した後、このADSRを変えるだけでも、本格的な音になっていきますよ!
ぜひ試してみて下さい。
電子ピアノ(キーボード)の初心者のオススメをメーカーの特徴毎に紹介。
趣味としてピアノを始めたいと言う人に、お手軽な楽器が「電子ピアノ」です。
ピアノを始めたいと言っても、通常のグランドピアノ、アップライトピアノは非常に高額で、手軽に購入できるようなものではありません。
電子ピアノは比較的安価で購入でき、かつヘッドホンと繋ぎ夜でも練習することが可能だったりと、非常に便利な楽器です。
ヤマハ、カワイ、ローランド、コルグ、カシオなどのメーカーから主に出ていますが、それぞれの製品で特徴が違います。
今回は、電子ピアノのメーカーごとの特徴について紹介します。
1.メーカーごとの特徴
(1)YAMAHA
代表的なピアノのメーカーであるYAMAHAは、非常にグランドピアノに近い音色が出ます。
特に低い音域を出した時の鳴りは、各メーカーの中でもトップレベルです。
(2)KAWAI
YAMAHAと並んで代表的なピアノのメーカーに名を連ねるメーカーです。
ピアノメーカーならではの、グランドピアノに近づけた精巧な出来が特徴です。
音色だけでなく、タッチもピアノに非常に近く、本格的なピアノを弾きたい人にもおすすめできます。
低価格の製品でも、木製鍵盤を使用しているのも特徴です。
(3)ROLAND
電子楽器メーカーとして非常に強いメーカーであるROLAND。
電子ピアノでもその性能を十分に発揮しています。
ROLANDは日本で初めて電子ピアノを製作したメーカーでもあります。
どの環境で鳴らしても、バランスの良い音が出る、ステージピアノとして非常に使いやすいメーカーです。
(4)KORG
ROLANDとともに電子楽器メーカーとして名を連ねるメーカーです。
手頃な価格はもちろんですが、KORGはデザインがスタイリッシュでかっこいい製品が多いです。
白鍵盤と黒鍵盤の色の位置がリバースしているような製品もあります。
他の人とは違う、スタイリッシュな鍵盤を持ちたいという人に特におすすめできるメーカーです。
(5)CASIO
楽器メーカーではありませんが、低価格で入門に使いやすい製品はCASIOが多いです。
低価格といっても質は高く、コストパフォーマンスに関して秀でている製品を多く売り出しているメーカーです。
入門用の電子楽器メーカーとしておすすめできるメーカーです。
1.まずは価格帯をチェック!
電子ピアノは大きく分けて、タッチがキーボードに近く安価に購入できる1万円代のもの、ピアノタッチに近い商品がある3~5万円代のもの、10万円を超えるステージピアノ、コンサートモデルがあります。
まずは遊びで始めたい、本格的に始めたい、といった用途によって、購入する価格帯が変わってくるかと思います。
ですので、まずは自分がどのくらいのレベルまでピアノを練習したいかを考えましょう。
まずは遊びで・・・という人は安い価格帯でもOKですし、そこそこピアノが弾けるようになりたいと言う人は、エントリーモデルの購入を検討しても良いです。
自分がどのくらいの性能を求めているかで、価格帯は大きく変わってきます。
2.理想の音が出るかは必ずチェックしよう!
電子ピアノは、生のピアノの音を録音し、それを再現しているモデルがほとんどです。
これは製品やメーカーによって若干の違いがあります。
鍵盤の押さえ方やタッチできちんと音が変わるかなども、購入する際の指針になります。
これは実際に楽器店などで弾いてチェックするのが一番です。
通販などで購入する場合も、出来れば購入を検討している製品を楽器店などで試奏することをオススメします。
それが出来ない場合は、通販のレビューなどを参考にしてみましょう。
3.おすすめの電子ピアノ
(1)CASIO/プリヴィア
安価なエントリーモデルでありながら、コストパフォーマンスは非常に良い製品です。
どれを買えば良いか悩んでいて、手軽に電子ピアノをゲットしたい人にオススメします。
安価ながら、グランドピアノの音色とタッチは備えており、軽いピアノの練習ならしっかりと役割を果たしてくれます。
(2)YAMAHA/ARIUS
YAMAHAの製品は、安価なものでも低音から高音まで緻密にグランドピアノの音色が再現されています。
このARIUSも低価格ながら、しっかりとグランドピアノのような弾き心地を再現しており、オススメできる製品です。
ちなみに、夜は小さな音か、ヘッドホンで聴きながら弾くことが多いかと思いますが、小さな音でも低音から高音が聴きやすいように自動で音量を調整する機能がついています。
(3)KORG/LP-180
機能はシンプルですが、この価格帯の中では鍵盤のタッチのクオリティが非常に高く、とてもなめらかです。
また、デザイン性が強いKORGの製品ならではの、スタイリッシュでシンプルなデザインも◎です。
鍵盤カバーも搭載されているので、ホコリから鍵盤も守ることができます。
2.最後に
近年の電子ピアノは非常に質が高く、音色やタッチも本物に近づけた製品が非常に多いです。
また、最近は比較的安価で購入でき、購入におけるハードルは低くなっています。
電子ピアノは自分で弾いて確かめないと分からない部分も多いため、ぜひ楽器店や電化製品店などで試奏してみることをおすすめします。
ショルダーキーボードのオススメの選び方。roland・korg・alesis
日本では「ショルキー」と呼ばれていますが、英語圏などでは「キーター」と呼ばれています。
現在では、コルグやローランド、アレシスなどのメーカーがショルダーキーボードを生産していますね。
今回は、オススメしたいショルダーキーボードについてです。
1.ショルダーキーボードの選び方
選び方のコツとしては、
(1)音源が搭載されているか?
音源が非搭載の場合は別途「シンセ音源」が必要になります。
その際はMIDIケーブル、ワイヤレスなどでつなぐ必要があります。
(2)重量
中には重たく感じるショルダーキーボードもあります。
特に長時間の使用の場合はここもチェックしましょう。
(3)電源
乾電池駆動であれば、電源を気にする必要はありませんね。
(4)鍵盤の数
どのキーボードにも大抵オクターブシフトキーは装備されているので自分の演奏に合う鍵盤数を選びましょう。
(5)デザイン
見た目ももちろん大事ですね!
2.ROLAND AX-Edge
斧をイメージした鋭利なデザインが特徴で、見た目もすごく格好良いです。
エッジブレードパネルは交換可能で、スペアが1枚付属(ワイト・モデルにはゴールド、ブラック・モデルにはシルバーのブレード)が付属します。
鍵盤数は49鍵盤で基本的なショルダーキーボードの大きさですね。
入出力端子も一通りそろっており、電池駆動も可能です。
音源も搭載されており、スマホと連動して音作りをすることもできる画期的な製品です。
3.ALESIS VORTEX WIRELESS 2
2014年に発売された「VORTEX WIRELESS」の後継モデルです。
光沢のあるブラックデザイン、加速度センサー、タッチストリップ式リボンコントローラー、親指で操作できるボリュームスライダーとピッチベンドホイール、RGBバックライト式のベロシティ・ドラムパッドなど、前機種「Vortex Wireless」の機能を引き続き搭載しています。
鍵盤数は37鍵盤で、女性でも担ぎやすい大きさです。
こちらはMIDI鍵盤なので、音源は別で鳴らす必要があるので注意。
4.KORG RK-100S
※生産完了品です。
生産完了品ですが、こちらも中古ではまだまだ人気の製品です。
コルグはデザイン性も高く評価されているメーカーですが、こちらもスタイリッシュでカラーも3種と豊富に揃っています。
音源も内蔵されており、シールドをつなぐだけで演奏することが可能です。
200個ものプログラムも内蔵されており、アルペジエーターによる演奏も可能です。
37鍵盤のスリム鍵盤と搭載しており、コンパクトな仕様ながら弾きやすさもばっちりです。
5.最後に
ショルダーキーボードは見た目も格好良く、ライブ演奏でも映えます。
キーボード奏者は、ぜひ一つ持ってみてはどうでしょうか?